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口頭

医学物理の原子分子核衝突過程に関係したデータニーズ

古林 徹*; 原田 康雄*; 松藤 成弘*; 長谷川 智之*; 遠藤 章; 森林 健悟; 赤羽 恵一*; 上原 周三*; 今堀 良夫*; 加藤 洋*; et al.

no journal, , 

医学物理分野において、原子分子及び原子核衝突過程に関係したデータは利用頻度が高く、またそのデータの種類も多岐に渡る。本発表では、日本原子力研究所シグマ研究委員会の医学用原子分子・原子核データグループによって、平成17年に実施されたアンケート調査に基づき、医学物理分野でのこれらのデータ利用の観点からニーズの現状を分析し得られた以下の結果を報告する。(1)医学物理利用分野では、汎用的な原子・原子核のデータのみならず、特に生命科学・生体に関連する分子データの整備を、現在の情報通信技術を活用した利便性の高い形態で行う必要がある。(2)従来の基礎データ(原子分子・原子核データ)も医学物理分野に特化した特殊ファイルやそれを生体の関連データに反映させる理論や計算コード等の利用システムの充実など、利用目的にマッチしたデータ形式や利用形態に整備しなおす時期にある。(3)広く医学利用を含めて、環境科学,産業や宇宙科学・天文など利用分野の発展には基礎データの完成度を高めておくことは不可欠であり、その整備拡充を今後とも計画的に継続性を持って進めていく必要がある。

口頭

ボクセルファントムを用いた$$^{18}$$F-FDG PET検査における脳の吸収線量評価法の開発

津田 啓介; 木名瀬 栄; 福士 政広*; 斎藤 公明

no journal, , 

近年、がんの診断において$$^{18}$$F-FDG PET検査が注目されている。クリニカルPETとして日常の臨床に広く利用されつつあることから、個人ごとの精度の高い被ばく線量評価がますます重要になると考えられる。こうした状況を踏まえ、本研究ではFDG PET検査における脳PET検査に着目し、実測及びモンテカルロシミュレーションを用いた信頼性の高い脳の線量評価法の開発に着手した。実測の結果、頭部眉間位置に配置した蛍光ガラス線量計(PLD)の吸収線量は、FDG静脈投与後、時間経過に伴い増加することが確認できた。また、FDGの体内動態を考慮すると、シミュレーション計算によるPLD吸収線量は、実測値と一致することがわかった。これにより、本手法によるPLD吸収線量の計算評価が妥当であることを確認した。さらに、ボクセルファントムを用いたシミュレーション計算によりPLDの読み値と脳の吸収線量を関係付ける回帰式を作成した。本研究により、陽電子線を考慮した脳の吸収線量をPLDの読み値から簡易的に推定する信頼性の高い脳の線量評価法を考案した。

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